2009年度子ども科学教育研究全国大会

2009年度子ども科学教育研究全国大会
福島大学附属小学校
センス・オブ・ワンダープロジェクト2009
~科学が好きな子どもを育てる3つの「ものがたり」~
2009年10月16日(金)9:45 - 16:45
記念講演(対談)
早稲田大学教授 露木和男
多摩大学教授 田坂広志

主催:国立大学法人福島大学附属小学校、ソニー科学教育研究会、(財)ソニー教育財団
http://www.sony-ef.or.jp/science/meeting/index.html

|

日仏教育学会2009年度研究大会

日仏教育学会 2009年度研究大会
2008年10月11日(日)
東京理科大学(神楽坂キャンパス森戸記念館)
http://sfjse.hp.infoseek.co.jp/colloque.htm

13:00 - 14:20 特別講演
ドミニック・ロジャ(フランス共和国国民教育省総視学官 生命と地球の科学部門)
Dominique Rojat (Inspecteur general de l’éducation nationale, groupe des sciences de la vie et la Terre
フランスの小学校からバカロレアまでの理科教育
L’enseignement scientifique en France : de l’école primaire au baccalauréat
司会:石堂常世(早稲田大学)
日本語通訳:沖田吉穂(早稲田大学)

14:30 - 16:50 公開シンポジウム
科学教育の今日的課題:子どもの理数離れをどうするか
司会:中村征樹(大阪大学)、大川洋(東京理科大学)

パネリスト報告
1.ベアトリス・サルヴィア Mme Béatrice Salviat (パリ科学アカデミー、オルセー高校教諭、理科上級教員資格者)
コレージュにおける科学・技術統合教育について ―フランスの科学教育刷新のためのひとつの試み―
通訳:中野 茂(早稲田大学高等学院)
2.三好美織(福岡教育大学) フランスにおける科学教育
3.宮川健(上越教育大学) フランスにおける数学の教育と教授学
4.川村康文(東京理科大学) 理科教員養成の今日的課題
5.清水克彦(東京理科大学) 数学科教員養成の今日的課題

総合討論 16:20 - 16:50

|

「現代日本文化論13・日本人の科学」

河合隼雄、佐藤文隆(編)「現代日本文化論13・日本人の科学」岩波書店、1996年。

◎問われる科学者のエートス 佐藤文隆
・近代科学の離陸
 福沢「物理学の要用」、フランシス・ベーコンの経験論(4つのイドラから解放されるべき)
・制度としての離陸
 科学社会学(ロバート・マートン)。科学に認めた良きエートス(習慣)=公有制、普遍主義、私的利益からの会報、統計的懐疑主義。
・現代社会での科学の諸相
・文化的世界での科学
・囚われない精神

◎見ることと見えたもの 日本における学問と「科学」の意味 山田慶兒
・見ること
 岩倉使節団「米欧回覧実記」
・技術科学
・「科学」の成立
・フィルター
・技術的思考
・体内の風景
・「科学」を超えて

◎自然災害は天災か 日本人の災害観 廣井脩
・はじめに
・災害観とは何か 災害文化と災害観
・日本人の災害観
 落語「天災」
 「天譴(てんけん)論」天が人間を罰するために災害を起こすという思想。
 運命論
・現代人の災害観
 天災と人災
 映画:「大地震(1974年。マーク・ロブソン監督)と「地震列島(1980年。大森健次郎監督)
・おわりに 災害観は何をもたらすか

◎暑さと日本人 気象から見た日本文化論の一例題 倉嶋厚
・日本の夏、ヨーロッパの夏
・夏とサマーの語感の違い
・水稲栽培の季節感
・避暑、夏休み、サマー・タイム
・家の作りやう
・モンスーン・アジアの文化論
・従来の気象風土論の破綻
・冷房の普及
・クーラーはぜいたく品か?
・暮らしの無季化
・冬型民家への移行 北海道にはサマーがある
・北日本の気候と米作文化
・郷土資料館的日本文化論の危惧
・おわりに

◎科学する心 森毅
・科学への屈折
・江戸から明治へ
・アカデミズムの陰で
・情報化の未来へ

◎学問(サイエンス)と智見(ノウレジ) 漢字イデオロギーによる伝達の編制 桂英史
・「近代的」(モダン)の語感をめぐって
・「空間」という精神の装置
 明治維新は「市民革命」ではなく、劇的な「コミュニケーション革命」である。
・帰属のトポス
 前島密
・学問と智見
・語構成という編制(ディスクール)
・文書主義と漢字イデオロギー

◎巨大科学技術の現在 メタルカラーの文化と課題 山根一眞
・日本の科学技術をどのように評価するか
・高度な技術社会を支えるメタルカラーの文化
 ホワイトカラー、ブルーカラー、メタルカラー
・明石海峡大橋建設工事における精密技術
・シールドマンにおける土木技術と工業技術の融合
・技術における創造と模倣
・日本の科学技術の未来へむけて

◎社会の中の科学、科学にとっての社会 黒田玲子
・科学の世紀
・科学の明暗両面性
・広がるグレーゾーン
・確率を与える科学
・個人の判断が求められる社会
・科学者自身の責務
・科学の”インタープリター”が必要
 伝えてほしい科学の面白さ、尽きない科学の謎
 実験現場への理解
 科学的思考の大切さ
 人の心・社会の仕組みへの配慮
 表現能力
・科学普及への模索
・優れたインタプリターの養成
・他分野との積極的交流を
・科学技術と社会のよりよい関係を

◎科学の将来 中山茂
・日本文化と科学の変容
 科学と技術の区別が付かない
 斜陽に立つ物理帝国主義
 機械論よりも有機体論、そして情報化社会
 古くは男子の学問を学(がく)といい、女子と小人のやることを芸(げい)といって区別した。
・ポスト冷戦期の体制構造変換
 アカデミック・サイエンスの行方と戦略的科学
 モード変換論(Gibbons, 1994)
 近代日本、西洋近代の軍事技術の進歩へのパラノイア
・将来の方向
 学界で評価される=アカデミズム科学、一般市民によって評価される=サービス科学
 インターネット評価機構の可能性

◎科学技術のゆくえ 河合隼雄
・日本人と科学
・宗教と科学
 自然科学の法則は「臆断」によってはじめて見いだされる。ヨーロッパにおいてのみ近代科学が生まれてきた事実の背後には、それに必要な「臆断」を持ちやすい母胎として、キリスト教があったことを認めるべき。
・科学と身体性
・人間の科学
・科学技術の未来


村上陽一郎「近代科学を超えて」講談社学術文庫、1986年。
佐藤文隆「科学と幸福」岩波書店、1995年。
中谷宇吉郎「科学と社会」岩波新書、1949年
中山茂「転換期の科学観」日本経済新聞社、1980年。
赤木昭夫「インターネット社会論」岩波書店、1996年。
村上陽一郎「科学者とは何か」新潮選書、1994年。

|

11/3女性のためのサイエンスカフェ開催

女性のためのサイエンスカフェ開催のお知らせです。

2009.11.3(火・祝)
「おしゃべりサイエンス」第2回茶話会
会場:日本科学未来館・7階会議室3(東京都江東区(お台場)。新交通ゆりかもめ・テレコムセンター駅徒歩4分、船の科学館駅徒歩5分)
ゲスト:佐藤たまきさん(東京学芸大学教育学部准教授)
詳しくは【こちら】へ。

|

「国際化学オリンピック・・来年の日本大会に向けて」渡辺正

日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)
9月月例会
「国際化学オリンピック・・来年の日本大会に向けて」
渡辺正(東京大学生産技術研究所教授)
2009年9月29日(火)18:30 - 20:00
日本記者クラブ・9階宴会場

http://jastj.jp/?p=195

|

«女性のためのサイエンスカフェ開催