2009年ノーベル物理賞
2009年ノーベル物理賞(2009年10月6日発表)
「光ファーバー技術の先駆研究とCCD(電荷結合素子)の開発」
"for groundbreaking achievements concerning the transmission of light in fibers for optical communication"
・チャールズ・カオ(Charles K. Kao):1933年中国上海生まれ。イギリス標準通信研究所、香港中文大学。
"for the invention of an imaging semiconductor circuit – the CCD sensor"
・ウィラード・ボイル(Willard S. Boyle):1924年カナダ生まれ。ベル研究所。
・ジョージ・スミス(George E. Smith):1930年アメリカ生まれ。ベル研究所。
カオは、光ファイバーを用いることでデータを100km先まで伝送可能であることを理論的に示しました(1966年)。4年後の1970年には透明な光ファイバーが実際に作られ、光ファイバーを使ったデータ通信が一気に広まることになります。ちなみに、日本の西澤潤一(元東北大学長)は「光通信の父」と言われ、スウェーデン王立科学アカデミーも彼の業績に言及しています。西沢は、1965年ごろに「光ファイバーの屈折率を工夫すると光が遠方に伝わる」というアイデアをカオに伝えていたといいます。
ボイルとスミスは、CCD(Charge Coupled Device)と呼ばれる、デジタル画像処理の心臓部となっている素子を発明しました。いわゆる「デジカメの眼」にあたる部品ですね。
http://nobelprize.org/nobel_prizes/physics/laureates/2009/index.html
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