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2009年11月26日 (木)

移動販売・パン屋さん

移動販売・パン屋さん

私の住んでいる街に、週に何回か、パン屋さんがやってくる。軽トラックに香ばしいパンの香りをのせ、軽やかな曲が流れてくるのだ。

この前、たまたま平日が休みだったので、昼下がり、この移動販売・パン屋さんの存在を知ってしまった。そして「あんパン」を2つ買った。お値段は一般的なものと変わらず、大きさも普通。

でもなんなのだろう、このウキウキ感は。町なかとか駅ナカとかによくある、お客がセルフで、買いたいパンを選んで、ハサミではさんでお盆に載せ、会計するっていうアレ。あのシステムも楽しいのだが、荷台がちっちゃなショーケースになっているコレも、とても愉快なのである。

自然と人が集まり、何気ない世間話が始まる。もちろん、運転席から降りてきたお兄さんとも、そして、パンとは関係なく、おばちゃん同士も。きっとほとんどがリピーターなんだろうな。

「えーっと、何がいいかなあ、これ、何、入ってるんですか?」なぁんて、口走ってしまっている自分に気がつく。これだよ。これが、普通のお買い物と違う感覚なんだ。

コンビニなんかで買い物するとき、レジの人と全然しゃべらなくても済んでしまう。これが最近のフツウだ。移動販売・パン屋さんでは、品定めから購入決定・発注まで、そしてもちろん最後の「ありがとう」のひと言まで、誰もが楽しそうにしゃべってる。

さて、なぜあんパンを「2つ」買ったかというと…。あんパンが私の好物だから、そして、続けて2つでも、飽きずにおいしく食べられるあんパンは”本物!”と、オリジナルな基準を持っているから、である。もちろん、買ったあんパンは本物でしたよ。

今、思ったが、「このあんパン、おいしいねっ」とおしゃべりしながら2人で食べるため、みたいなステキな理由があってもよかったのかもね。
(やすだ)

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