お年玉とポチ袋
お年玉とポチ袋
お年玉。もらう側ではなく、あげる側の歳になりました(ずいぶん前からだけど)。お菓子やお餅をあげる風習がもともと、とは聞いていますが、現代は、まったくもってして「現金」であります。いいなぁ、正月からお金持ちになっちゃう子ども、って。
だれでもかれでも、お年玉=お金、というのはどうかなぁ…と思って、調べてみました(Wikipediaさん、ありがとう)。お年玉の「たま」とは、”たましい”のことだそうです。それを頂くことで、人は力を授かり新しい一年をがんばれるのです。かつては、武士は太刀を、町人は扇を、医者はクスリを贈ったとのことで、納得。
つまり、本来ならば、あげる人によっては、お年玉の中身がお金に限らなくてもよいのです。気の利いた”お年玉”を考えるのもいいんじゃないかと。みんながみんなお金を、というのもつまらないじゃないですか。え゛年賀状のデザインを考えるのも大変なのに、って?
まあ、年に一回くらいは、ちょっと手間ひまかけて、お年玉を”プレゼント”するというのも趣深いのではないでしょうか。自分の懐事情と相談して、相手の喜ぶ顔を想像してみて。日本古来の習慣ではないクリスマスプレゼントよりも断然イイ!と思うんだけどなあ。
ちなみに、お年玉(お金)を入れる、アノ小さな袋のことを、「ポチ袋」といいますね。その呼び名の由来は、関西地方かららしく、「これっぽっち(=こんなに少ししかない)」の”ぽっち”から生まれたという説が有力です。ご進物のときに「つまらないものですが…」と言葉を添える、日本人の控え目で慎ましい姿がこんな名称にも見られるとは。でも、いけませんよ、もらう側が「これっぽっち?」って思っては!
どうぞ、今年もよい一年でありますように。
(やすだ)
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