新年度の行列
新年度の行列
駅の窓口に、たくさんの人が並んでいました。新年度恒例の「定期券購入」の列です。特に、学割定期を買う、学生さんが多いですね。
年度途中の継続定期券なら、最近は、自動券売機でも手続き・購入ができるので便利になりましたが、この時期、新規で購入する人にとっては、窓口にいかねばならないので、ちょっと大変です。新しい学生証を学校から発行してもらい、それを提示しなければ「学割」がきかないので、仕方ありません。並び疲れて、ちょっと困った顔をした中高生やそのお母さん方の気持ち、お察しします。
大昔は、改札には駅員さんが立っていて、きっぷをハサミで切り、定期券は目で確認されていました。朝のラッシュ時でも、乗り降り区間や有効期限を見分けていたのでしょうから、スゴイの一言です。その後、自動改札が導入され、きっぷや定期券は磁気カードシステムとなりました。きっぷを通すと小さい穴が開けられ、定期はキカイがしっかりと情報を読み取るしくみでした。
そして現在は、ICチップ内蔵のプラスチックカードになりました。期限切れの定期券は、手続きをすることで、カードの中の情報も、表面の表示も書き換えます。以前は、使用済みの定期券は捨てていたのにね。さらに、今や定期券はただの定期券ではなく、電子マネーまでつかえるカードになっちゃいました。
普段は便利になったけど、その定期券を求めるために、窓口にいくのはこの時期くらいなので、だから混雑するのか…。しかし、改札口に駅員さんが立っている風景も見なくなった今、ふと感じました。「駅員さん、運転手さん・車掌さんの存在を意識しないで、電車に乗っちゃってる」なあと。
新年度の窓口行列を横目に、パスケースに入れられる、小さい時刻表を駅員さんにもらいにいきました。「いってらっしゃいませ!」と駅員さんから笑顔で声をかけられました。とても気持ちの良い日になりました。
(やすだ)
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