歩道と車道、どっち?
歩道と車道、どっち?
春風の心地よい季節になりました。屋外でお茶するのが、なかなか気持ちがいいですね。軒先にひさしを伸ばし、テーブル・座席を外に置いた、開放的な「オープンカフェ」にするお店を、この時期よく見かけます。
ところでその「オープンカフェ」、どうやら和製英語で、英語では sidewalk cafe と言うのが正しいそうです。テーブルを店の前に並べた(歩道に出した)カフェ、という意味です。
辞書をひも解いてみると、歩道=sidewalk はアメリカ英語であるとのこと。イギリス英語では、歩道=pavement ですって。語源を辿ると、"pave-" は「宝石をぎっしりとはめ込むこと」、それが転じて「石を敷く」「アスファルトを舗装する」ことを示します。"-ment" は状態を表す接尾語です。
しかしアメリカ英語では、pavement は、なんと「(舗装された)車道」という意味です(な、何故…)。一口に英語といっても、ややこしいものですね。歩道なんだか車道なんだか…。そういえば、昔、英語の教科書で、アメリカ英語とイギリス英語のちがいについてのコラムみたいなのを読んだこと、思い出しました。一階が二階だったり、地下鉄が管(チューブ)だったり…。
ややこしいといえば、日本でも、自転車はどこを走ればいいのか、迷うこと、ありますよね。歩道なの?車道なの?、どっちなのって(自転車も走行可の歩道があれば歩道を、しかし、自転車は軽車両なので、一般的には車道も走行可)。自分が歩行者だったら、「自転車は車なんだから車道にいって〜」、自分がクルマを運転していたら「自転車が車道だとこわいよぅ、歩道をおとなしく走ろうよ〜」なんて。
コーヒーを片手に、そんなこと考えてみました…なんとなく喫煙専用席っぽくなっているようなオープンカフェにて。ほんとは私、春風、感じたかったんだけど。
(やすだ)
| 固定リンク
「エッセイ・コラム」カテゴリの記事
- 思いだけあたたかい(2011.06.04)
- おおきなじしん(2011.04.02)
- 凍てる日(2011.02.26)
- デジタルな下じきができたなら(2011.02.05)
- もうラジカセとはいわない(2011.01.30)




