ジャム瓶のフタの法則(2)
ジャム瓶のフタの法則(2)
開かなくなってしまったジャム瓶。そのフタを開けようとして悪戦苦闘している人に、「かしてごらん」と声をかけるタイミングがちょうど良かったら…のお話の続き。
開かないよう…とがんばっている間に、少しずつフタが緩んでくるので、それを見計らって、いいタイミングで手伝ってあげればよいのですが、声をかけたまではよかったが、その時、まだ、フタがかたくって、開かなかったら…との懸念もわいてきます。
でも大丈夫。開かなくても、そもそも開きそうもなかったフタなのですから、「なんだよう、開かないじゃないか」ってクレームを言われることは、まずありません。結果的に開かなくても、親切にも協力した、ってことでよしとしましょう。
逆に、必ず開くように、ぎりぎりのタイミングを待っている間に、ご本人があっさり開けてしまうこともあるかもしれません。その時は、その時。陰から、そして心の中で「やったね、おめでとう」と言ってあげましょう。
フタが開かないと困っているご本人にとって、一発で開けてしまう”救世主”は、本当にかっこよく見えるものです。しかし、「ジャム瓶のフタの法則」によると、すぐにあきらめて投げ出してしまう人には、救世主は現われません。また、当然ながら、誰にも頼らない人に対しては、救世主は出る幕がありません。つまり、すぐに人に頼るのも、ひとりで努力を貫き通すのも「ほどほどに」、となるわけです。
中には、意識的に「救世主になりたい」と思う人が出てくるかもしれません。しかし、そうなるためのノウハウを「ジャム瓶のフタの法則」が指示しているわけではないのです。ご本人の努力を見守ってあげて、いいタイミングを待ってあげて、手伝ってあげるとか、そおっと応援するであるとか、そんな感覚は忘れないでいようねっ、と語りかけているのです。
(やすだ)
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