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2010年8月14日 (土)

これはどこから見ているの

これはどこから見ているの

夏真っ盛りのこの時期、毎年よく”恐竜”を見かけるような気がします。もちろん、本物が実際にその辺りにいるわけはなく、テレビ番組で、イベントで、そして博物館で取り上げているのです。

別に恐竜を見たからといって、涼しげな気持ちになるわけでもありません。なのに「夏といえば恐竜」ってだれが仕掛けたのかしら。やはりそれは、小学生の自由研究や夏休みの宿題などの需要を見込んで、なのでしょうか。

最近見た特番では、テレビ画面いっぱいに肉食恐竜が闊歩(かっぽ)しておりました。CGで再現された恐竜は、かなりの迫力です。実写との合成映像も”本物”と見分けがつかないくらいでした。

しかし、なんだか不自然。恐竜の動きがぎこちない、などではなく。ワタシ、ついつい「これ、どこから見ているのだろう」と思ってしまったのです。

もし、本当に太古の世界にタイムスリップし、カメラで恐竜くんたちを狙ったとします。あの特番のような”迫力映像”を撮るには、クレーンカメラを準備するとか、空中で静止できるヘリコプターに乗るとか、相当特殊な機材が必要になるでしょう。

そうです、視点が普通ではないのです。普通の人間の目の高さから見る世界ではないのです。現実っぽくしようと演出しても、なんだがとっても見え方が客観的なのです。例えば、クルマのレースのゲーム画面で、自分が運転しているはずのクルマが、まるまる見えているような感じ。ワタシはいったいどこにいるんだぁ。

博物館で、恐竜の実物大の骨格標本を、直下から懸命に見上げている女の子がいました。そんなんだと首が痛くなっちゃうよ、と心配になるくらい、ずっと恐竜を見つめていました。「すごいなあ、大きいなあ、食べられちゃいそうでこわいなあ」ってきっと思ってるはず。

でも、おもしろいですね…。人って、上のほうを見上げるとき、お口が自然と開いてしまうんですね。
(やすだ)

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