« アスピリンに、がん予防効果が | トップページ | 本屋に立ち寄る »

2010年12月11日 (土)

おにぎりとおむすび

おにぎりとおむすび

日本の伝統的ファストフードともいうべき、携帯食・おにぎり。「おにぎり」と並んで「おむすび」という表現もあります。結局はどちらも同じ意味で使っていると思うのですが、きっと地域性があるのでしょう。おにぎりは三角形(山の形)、おむすびは丸形・俵形、なんてイメージを持つ人も、またはその逆の方が普通に感じる人もいるようです。

そこで、「おむすびころりん」という昔話を思い出しました。おばあさんがこしらえたおむすびの包みを開いたおじいさんが、誤っておむすびを落としてしまい、山の斜面をおむすびが転がっていく。それをおじいさんが追いかけて…という、なんとものどかなストーリー。

さて、この昔話のタイトルが、「おにぎり」ころりんではないことに注目です。私の勝手な解釈では、転がりやすいのは、どちらかといえば丸形・俵形の「おむすび」。「おにぎり」は三角形なので、そんなにまで転がっていかないんじゃないかと思うのです。

さらに、どちらも最初に"お"が付くので、それをはずしてみますと、おにぎりは「にぎり」となり、なんだかお寿司みたいになります。おむすびは「むすび」となり、相撲の最後の取組みたいになっちゃいます。

おにぎりが「にぎり」寿司のようだとすると、俵形がしっくりくることになりますね。おっと、これでは「おにぎり」の方が、"ころりん"しやすいことになっちゃうぞ…。

コンビニをはじめ、スーパーやお弁当屋さんで売られているおにぎりは、そのほとんどが機械で「成型」されたものなので、なんだか味気なく感じてしまいます。

自分の手で作って、自分で食してもよいのだけれど、人に作ってもらったものの方が、おいしく感じるのが不思議です。そんなときは「おにぎり」よりも「おむすび」という呼び名のほうが合うんだよなあ。
(やすだ)

|

« アスピリンに、がん予防効果が | トップページ | 本屋に立ち寄る »

エッセイ・コラム」カテゴリの記事