ガラパゴス化は寂しくない
ガラパゴス化は寂しくない
「ガラパゴス」って島の名前です。正確には諸島です。赤道直下にあるエクアドルの国立公園です。確か、世界遺産第一号(1978年)だったと思います。
チャールズ・ダーウィンが、ビーグル号という測量船でガラパゴスを訪れ、あの有名な「進化論」の着想を得ることになったのです。ガラパゴスには、天敵になるような大型のほ乳類がいないため、大陸とは全く別の、独自に進化した動物が多く生きていました。
そんなガラパゴス、よくニュースで目に耳にするようになりました。どうやら日本の情報端末製品のことをたとえているようです。その代表格が、携帯電話。他の国々とは違った路線で、機能やカタチなどが発展をしているからです。
「それでも使いやすいんだからいいじゃない」と思うのですが、メーカーさんとしてはどうやらそうもいかないらしい。日本の携帯電話はかなり普及していて、これ以上販売数アップが期待できないとのこと。日本でガラパゴス化しちゃったケータイは、外国では売れない、っていうか使えない…。確かにね、日本以外でスイカで電車に乗れないですものね。
携帯電話は、固定電話ではなくなったから世の中に受け入れられました。でも、メール機能は、最初のうちは「キーを打つのが時間がかかる」って思われてました。ましてやカメラ機能なんて、お遊び程度の画質しかなかったのに、今やコンパクトデジカメ以上に「ツカエル」ものだって出てきている。まさに、ネットにすぐつながるデジカメなのだもの。
そんな進化は、きっと日本独自の発想から来ていたと思うのです。ただ、そのウラ側にある、基本ソフトとか通信システムだとか、素人には分からない(もしくは、使うぶんには関係ない)部分が、世界から孤立しているとすれば、この先、安定的に使えるのか、と不安にはなる。でも、ユーザー側が心地よく、使いやすく感じる製品であれば、「孤島」であっても豊かな気分になれるはずなんだ。
(やすだ)
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