もうラジカセとはいわない
もうラジカセとはいわない
かつてカセットテープというのがあって(今もあるけど)、ラジオで放送される流行りの曲をよく録音していました。それを「エアチェック」ということを知っている人は、それなりの年齢、ですよね。
そんな、エアチェックをするための必須アイテムが「ラジカセ」であります。ラジオが聴けて、カセットテープの録音・再生ができる、コンパクトな音楽機器です。乾電池でも駆動するので、持ち運びも可能。中学生のころ買ってもらったラジカセは、まさに宝物でした。
でも、最近、ラジオから音楽情報を得る機会がずいぶん減りました。レコードはCDに完全に置き換わって、そのCDもあまり売れなくなって、さらに音楽やその情報はほとんどインターネット経由で得るようになりました。聴きたい曲があったら、音楽のファイルを一瞬でダウンロード購入できちゃいます。ラジカセでは、46分テープに、いっぱいいっぱい曲を録音する作業には、46分間かかっていたのにね。
エアチェック派の人間は、FM放送で今月・今週、どんな曲が流れるのか、どんな特集が組まれるのかがとっても気になってしまうものなので、そんな情報が満載の情報誌を必ず入手していました。中でも、カセットテープのケースに入れるインデックスシート(曲名とかアーチスト名とかを書き込む紙)がオマケについている雑誌が人気がありました。いい感じの写真とかイラストとかが付いていたんです。
そういえば、そのインデックスシートも、ずいぶん時間をかけて工夫して作っていたなあ。きっと押し入れの奥の方に残っているのだろうけれど、そのカセットテープを手に取ると、その時代の記憶が蘇ってくるはずです。
CDやMDとラジオが聴ける、スピーカー付きの音楽機器のことを、今でもついつい「ラジカセ」と呼んでしまう。もう、そこにはカセットテープは入れられないのに、ね。
(やすだ)
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