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2011年2月 5日 (土)

デジタルな下じきができたなら

デジタルな下じきができたなら

ノートに字を書くときに、かならず敷いていたのが、プラスチック製の下じきです。学生の時ほどノートを使わなくなったことに合わせるように、私の下じきの出番も少なくなりました。ちと寂しい感じがします。

考えてみれば、下じきを使わなくたって、鉛筆やボールペンなどの筆記用具さえあれば、十分、字は書けるのです。でも、下じきがノートのそのページの下に敷いてあることで、字がよりていねいに書ける気がするから不思議です。

下じきを使わないと、筆圧によって下のページに凸凹ができてしまいます。おそらくそれを防ぐために開発された文房具だと思われますが、ただの薄い板なのに、とても便利です。

それに、本来とは異なる用途も。長めの直線を書くときに、定規と同じように使えます。紙を切りたいときにハサミがなくても、紙の片側を下じきで押さえ、勢いよくまっすぐにビリっ、とやることもできます。中に写真とか時間割のメモとかを挟んでおける透明な下じきもあります。

最近ぞくぞくと発売されている、電子書籍端末やタブレット型パソコンには目を見張るものがあります。表示面積はそのままで、どんどん薄くなっていくようです。極限、つまり下じきくらいの薄さになったらいいなあ、なんて、妄想してしまいます。名付けて「デジタル下じき」。

これを下じきにし、表示される字を上からなぞると字の練習になります。もちろんデジタル機器ですから、表示の書き換えは簡単です。漢字をたくさん覚える小学生向けにどうでしょう。また、知らない英単語を書き込んだとき、それをデジタル下じきが読み取って、自動的に日本語訳が明るく表示されるようになれば、まさに電子辞書。高校生に人気が出そうです。

ただ、価格設定が大事です。今までの下じきと同じように、消しゴムのカスを集めるときのちり取り替わりとして、暑い夏にはウチワにもならなきゃいけないですからね。
(やすだ)

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