カテゴリー「宇宙」の19件の記事

「第10惑星?」冥王星よりも大きい

「第10惑星?」冥王星よりも大きい
2006.2.2

・ドイツ・ボン大などの観測。
・2003年にUB313とラベルされた天体について。
・米航空宇宙局(NASA)が2005年夏に「太陽系10番目の惑星」と発表した天体は直径約3000km。冥王星(約2400km)と月(約3500km)のほぼ中間の大きさ。
・この天体の太陽からの距離は、太陽ー地球の距離の約97倍。
・可視光の観測では正確な大きさが決められない。
・そのため、スペインにある電波望遠鏡を使用。天体から放射される熱を検出し、太陽からの距離を基に直径を算出した。
・1846年の海王星発見以来、太陽系で見つかった最大の天体となる。
・惑星と認定するかは、今後も議論が続く模様。

Nature, 2 February 2006; 439 (7076): p563
The trans-neptunian object UB313 is larger than Pluto
F. Bertoldi, W. Altenhoff, A. Weiss, K.M. Mentenand C. Thum

New York Times 2006.2.2
Icy Ball Is Larger Than Pluto. So, Is It a Planet?
http://www.nytimes.com/2006/02/02/science/02planet.html

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冥王星の新衛星発見か?

冥王星の新衛星発見か?
2005.10.31

・アメリカ、ジョンズホプキンズ大学応用物理学研究所のチームが発表。
・NASAのハッブル宇宙望遠鏡を用いて、冥王星の近くに衛星と見られる2つの天体を発見。
・冥王星は直径約2400km、太陽からの平均距離は約59億km。惑星としては「カロン」が既知。
・見つかった2つの天体の直径は共に30-70km程度で、カロン(直径約1200km)よりも小さい。
・冥王星からの距離は約4万4000kmで、カロンよりも2倍以上離れている。
・「冥王星は惑星ではなく、EKBO(エッジワース・カイパーベルト天体)である」との意見もある。
・NASAの冥王星およびカイパーベルト探査機「ニューホライズン」は、来年2006年に打ち上げ予定。

New York Times 2005.11.01
Persistent Astronomers Find Pluto Has Two More Moons
http://www.nytimes.com/2005/11/01/science/space/01pluto.html

NASA NEW HORIZONS
http://pluto.jhuapl.edu/

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火星が地球に最接近

火星が地球に最接近
2005.10.30
 その距離、約6,942万km。6万年に1度の超大接近といわれた2003年8月から、約2年2ヶ月ぶりのこと。11月末ごろまで東の空に明るく赤みを帯びて輝く。-2.3等星、視直径20".2。火星と地球の接近は約2年2ヶ月の周期であるが、今回と同程度としては次回の接近は2018年となる。

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ISS、NASAが縮小方針

ISS、NASAが縮小方針
2005.9.30

・国際宇宙ステーション(ISS)の建設を縮小する方針をNASAが決定したことを受けて、文部科学省、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発表。
・スペースシャトルの飛行、現行計画の27回から18回程度に削減(スペースシャトルは2010年に退役)
・これに伴い、日本の生命科学実験施設「セントリフュージ」が打ち上げ中止対象に。
・「セントリフュージ」は、直径4.5メートル、長さ9メートルの円筒形。回転装置により人工的に重力を発生させ、重力の有無が生物に与える影響を調査。開発費700億円で、既に9割以上が完成。日本実験棟「きぼう」の打ち上げ費として米国に物納するもの。
・「きぼう」は国際協定どおり、2007〜8年をめどに3回に分けて打ち上げられる予定。

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火星に2本の「溝」ができた

火星に2本の「溝」ができた
2005.09.20

・アメリカNASA、探査機マーズグローバルサーベイヤーが今年4月に撮影した画像より、火星表面に3年前にはなかった溝ができていることが判明。2002年7月にはなかった。
・溝は2本、長さは300m以上。
・地球上で見られる同様の地形は「ガリー」と呼ばれる。部分的に解けたシャーベット状の雪や水に削られてできるとされる。
・冬にあたる時季に、砂地の中で凍結した二酸化炭素が、暖かくなると急激に気化、砂を吹き飛ばし、斜面を削った可能性が高い。水や氷による浸食は可能性は低いという。

NASA Jet Propulsion Laboratory Press Releases
http://mars.jpl.nasa.gov/mgs/newsroom/20050920a.html

Mars Global Surveyor ミッション(日本惑星協会)
http://www.planetary.or.jp/know_mgs.html

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NASA、再び月へ

NASA、再び月へ
2005.9.16

・NASA(アメリカ航空宇宙局)の計画、2018年、月に宇宙飛行士を送る。
・月や火星への有人飛行を目指すスペースシャトルの後継宇宙船の開発計画について、NASAマイケル・グリフィン長官が15日説明、ホワイトハウスが大筋合意。
・実現すれば、月への有人飛行は1972年アポロ17号以来。
・人と荷物を別々の宇宙船で運ぶ方式の採用が濃厚。打ち上げもそれぞれ違うタイプのロケットを使用。
・2016年と2017年に試験飛行、航空宇宙専門家の予想。

New York Times 2005.9.16
White House Backs NASA Plan for Vehicles
http://www.nytimes.com/2005/09/16/science/space/16nasa.html

New York Times 2005.9.19
NASA Offers Plan to Return to Moon by 2018
http://www.nytimes.com/2005/09/19/science/19cnd-nasa.html

New York Times 2005.9.20
NASA Planning Return to Moon Within 13 Years
http://www.nytimes.com/2005/09/20/science/space/20nasa.html

NASA
http://www.nasa.gov/missions/solarsystem/cev.html
http://www.nasa.gov/externalflash/cev/index_noaccess.html

SPACE.com
http://www.space.com/news/050914_nasa_cev_update.html

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月クレーター、40億年前「小惑星」が集中衝突

月クレーター、40億年前「小惑星」が集中衝突
2005.09.16 Science

・国立天文台とアメリカ、アリゾナ大学の研究チーム。
・月や火星などにある古いクレーターの多くは、約40億年前、「小惑星」の集中的な衝突によって形成。
・衝突した天体が、彗星か小惑星かは、これまで明確ではなかった。
・月と火星、水星の計1万数1000個のクレーターを調査、直径から衝突した天体の大きさごとの割合を算出。
・火星と木星の間に数多く存在する小惑星の大きさの割合も調査、衝突した天体の大きさの割合とほぼ一致。
・約40億年前の太陽系において、何らかの要因で木星と土星の軌道が変化、惑星間の引力のバランスが崩れて小惑星の軌道も変化したとみられる。

The Origin of Planetary Impactors in the Inner Solar System
Robert G. Strom, Renu Malhotra, Takashi Ito, Fumi Yoshida, and David A. Kring
Science 16 September 2005: 1847-1850.

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太陽観測衛星「ようこう」大気圏突入、消滅

太陽観測衛星「ようこう」大気圏突入、消滅
2005.9.13
JAXA(宇宙航空研究開発機構)発表

・2005年9月12日午後6時過ぎ、大気圏突入。地上への落下物はなし。
・「ようこう」は、1991年に打ち上げられた日本で2番目の太陽観測衛星。
・10年3カ月間、観測を継続、設計寿命の3年を大きく超える。
・X線望遠鏡でコロナを連続的にとらえる鮮明な画像を撮影。
・太陽フレアのしくみを解明
・太陽観測衛星「SOLAR−B」を開発中、2006年度打ち上げ予定(JAXA、アメリカ、イギリス共同開発)。

JAXA 宇宙科学研究本部「ようこう」
http://www.isas.ac.jp/j/enterp/missions/complate/yohkoh/index.shtml

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飛行再開シャトル、成功

飛行再開シャトル、成功
2005.08.09

・アメリカNASA、スペースシャトル「ディスカバリー」(STS-114)、8月9日午前5時11分、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に着陸。
・2003年のコロンビア空中分解事故以来2年半ぶりの再開飛行。
・7月26日の打ち上げから14泊15日のミッション。
・ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)として、日本人宇宙飛行士、野口聡一氏(JAXA)も搭乗、3回の船外活動を行った。

NASA STS-114
http://spaceflight.nasa.gov/shuttle/sts-114/index.html

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やはり火星に海はなかった?

やはり火星に海はなかった?
2003.08.22 Science

 アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機「マーズ・グローバルサーベイヤー」による調査から、過去に海が長期間存在した可能性が低いことが分かった。
 フィリップ・クリステンセン教授(アリゾナ州立大)らのグループが、探査機に搭載の放射熱分光計を用い、火星の地表から出る赤外線を手がかりに地表の砂の成分分析を行った。
 火星の大気は希薄でありながら、大部分が二酸化炭素である(約95%)ことから、かつて地表に海が存在したとすると、炭酸塩系の鉱物が大量にまとまって残っていると考えられる。
 しかし、地表の砂には、二酸化炭素とマグネシウムが化合した炭酸塩鉱物(マグネサイト)が2~5%しか含まれていなかった。
 先に、NASAとコロラド大学の研究チームによる研究で、40億年前ごろ火星において、水が液体でいられるような暖かい時期が数10年から数100年程度しかなかったことが分かっており(2002.12.06 Science)、今回の発表はそれを支持するものとなっている。

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